メーター指針修理&指針色変更続編その1
メーターの針の一部を欠けさせてしまい、落胆していた数日、仕事を片付けて改めてメーターを外して再チャレンジしてみようと
思い立ちました というのも、行きつけのディーラーから心強いアドバイスを頂いたからでした♪ その一言を胸に作業再開です!

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 前回は針の一部を壊し、ここまでで分解を諦めたわけですが
 行きつけのディーラーで「何かあったら任せなさい!」という
 一言を頂いたもので、すっかりやる気を奮い立たせられました
 失敗の原因は針を動かす方向を間違えていたことにありました
 つまようじを挟んでいる部分はそのままで針後部をもち上げて
 後ろの爪を外し、針の先方向へと全体をスライドさせると
 あらら、意外なほどすんなり外れるではありませんか!
 これは作業していて本当に嬉しかった!いろいろなHPを
 拝見しまくったのですが不用意に改造を推賞することにも
 なりかねないためか、外し方を解説しているところを見つけ
 られずにおりました この針押さえを付けたままカバーを
 取るにはどうしたら良いか、そればかりに目がいってしまって
 針の構造を良く見ていなかったんですね…

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 こちらは無事針カバーが外れた回転計 一時は針そのものを
 抜かないとカバーが外れないものと思い込み、抜いてしまった
 場合そのあとの調整をどうしよう…と悩んでいましたが
 一白水星らしい取り越し苦労でした(笑)
 (最終決断として本針を抜こうと引っ張りましたが、かなり
 力を入れても抜けない! 何はともあれ抜かなくて正解でした)
 そもそも針カバーを垂直に外そうと意固地になっていたことが
 そもそもの失敗のはじまりでした(汗)これを見たみなさん
 やはり改造には自己責任が取れる様、心構えをなさって下さい

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 こうなれば作業は簡単♪ 張り付いていたセロファンを剥がし
 白いオリジナルの状態へ戻すだけです♪
 さてでは針カバーの裏側はどうなっていたのでしょうか?
 右写真を御覧ください このように4ケ所の穴に押さえの爪が
 はまり込み、浮き上がらないようにしていたんですね
 針の後側は精密ドライバーやピンセット等でこじって
 外すことはできるんです 針先側がどうにも外れない!
 結果的に前側はそのままでよかったんですね

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 裏側を見て、なるほどこれは針が本体に付いたままでは
 裏板外しは難しい…しかし…まてよ?

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 そもそもこの押さえ板、本針のどこにも引っ掛かっていません
 この拡大画像を見ると針下部(矢印部分)に出っ張り等
 無いように見えます
 押さえ板は単にカバーの浮き上がりを防止しているだけか?
 もう一点、右写真上の黄色い丸の中に見える穴に、右写真下に
 ある本針のボッチがはまってスライドを防止しているようです
 カバー後側を持ち上げてこのボッチから外してしまえば
 押さえ板を外さずともスライドするのではないでしょうか
 いやボッチは小さいから気にしなくていいんだ…?


 そうか、黒い針カバーの後ろが本針より高く持ち上げられれば
 単にスライドさせて外せるということか! 針押さえの後ろを
 こじって外し、カバーを持ち上げる高さが必要になるんですね

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 指針外しの手順は
 1:押さえ後部を先の細いものでこじって外す
 2:三ケ所の爪を上手に外す
 3:黒い本針後ろをポッチを越える高さまで持ち上げる
 4:指針先へスライドさせる
 これでOK♪
 戻す時はこの針押さえを上写真のように装着しても針カバーの
 柔軟性でスリップオンできるのではないでしょうか?
 無理かな?


次回の作業があったらこの通り押さえを付けて試してみます
写真黄色○の爪に気付かないと私のような失敗をするかも?

 無事赤いセロファンが剥がせたところでタコメーターだけ針カバーを被せて車に取り付けてみました♪
 おお!100系純正になったぞ! 針カバーの無い速度計の中心が眩しいですね あとはパーツを戻しておしまいです

しかしちょっと待てよ…このままでもいいけれど、せっかく外す術を見つけたのだから私もオリジナル風にやってみてもいいかも…♪
などと欲を出しまして(爆)ホームセンターでセロファンを買ってきて色を変えてみることにしました 懲りませんねぇ(爆)


三分割した状態です

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