これは興味深いカット♪出っ張ったピストンを押し戻すための
器具 ピストンが出たままだと厚みのある新品パッドが
きちんと収まらないことになってしまいますのでそれを
解消するために使われます
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さぁ元の位置にピストンが押し戻されました
出っ張った状態の写真をご覧になって比べてみてください→★
結構張り出していたんですね
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さて、ピストンを戻すともう一つ気を付けることがあります!
ピストンが出っ張ることでブレーキフルードが移動していたん
ですが押し戻されたことでフルードも押されて戻ってくるん
です!普段上限と下限の間にある液面が上限を超えていること
にご注意ください!うっかりフルードを継げ足していた場合
溢れてしまうことがあります!
フルードは塗装面を腐食させますので、溢れないように事前に
確認しておいてください
また、作業は必ず資格を持ったプロにお願いしてください!
ちなみにブレーキフルードは純正です♪
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ブレーキキャリパーを固定しているのは2本のシャフトです
このように両方外せば分離できますので、点検やダストの
クリーニングの際はこのようにしておくと作業しやすいですね
ピストン周辺に液漏れ等のシール不良は見られませんでした
ピストンシールは重要部品です!これが損傷していると
踏力を伝えられなくなるだけでなくピストンが戻らなくなると
言うトラブルになることがありますので、要チェックです!
ツアラーVのリアキャリパーはシングルピストン浮動キャリパ
ーと言い、片側からパッドを押すことでキャリパーがスライド
する一般的でコンパクトな方式 リアはこれで十分です!
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パッドをローター側に向けて装着します
次にパッド固定用のスプリングをかませてキャリパーを被せ
固定シャフトを締めて作業完了です
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追加作業をしていただきました♪ 方法は非公開ですが
サイドブレーキの調整をしていただきました
黄色い矢印がその調整ポイントです
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ホイール装着前に超耐熱潤滑スプレー・スレッドコンパウンド
塗布しておきます これで不慮のホイール脱落を防ぎます
しばらく走ったらホイールナットを増し締めしましょう
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スレッドコンパウンド 私は初耳ですが整備士さんには
レギュラーアイテムだそうです 固形とチューブ入りも
あります
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ホイールの装着はジャッキアップ状態で仮り止めしジャッキを
下げてから本締めします 十字レンチでしっかり止めましょう
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