ブレーキパッド交換
前回の交換(1996/夏)から7年目となり、残りの厚みが4mmとなったため交換を思い立ちました
今まで使っていたパッドはトヨタ純正のパッド 2回目の交換なら社外品の方が良いのでは?とアドバイスいただいたんですが
極々一般的な走りしかしない(サーキット走行や峠攻めはしません:笑汗)私としては家族を乗せる機会が多いので
鳴きが出たり振動が出るようなパッドは向かないと考え、純正を選択しました
交換作業は毎度お世話になっておりますSAMさん(自動車整備士)にお願いしました。
交換作業1

 作業は某ガレージにてそぼ降る雨の中行っていただきました
 ピットの中での作業です


こちらがトヨタ純正のパッド(箱)大きい方が前輪用

 後輪用から交換します まずホイールナットを軽くゆるめ
 油圧ジャッキで持ち上げていきます
 ジャッキアップポイントはリアデフ部分←拡大画像
 ホイールナットを外し、ホイールを外したところが右写真です
 黄色いビルシュタインダンパーがすっかり汚れていますね

 ジャッキアップしたら必ずこのウマをかませておきましょう
 万が一の車体落下を防ぐことが重要です
 このようにコンクリートなどの堅い地面で作業しましょう

 キャリパーを固定しているナットを外したところです
 ピストンが銀色に光ってやや出っ張っています
 パッドを固定している細い針金状のスプリングが見えますね

 これが7年間使ったリアパッドです 見たところまだまだ
 使えそうですが、厳密に言うとこのあたりから材質が変化して
 効きが弱くなるそうですので、ぎりぎりまで使おうなどと
 思わないようにしましょう!
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 新品と比べてみましょう
 新品は1センチ近く厚みがありますが使用済みは4mm程度
 ですね 新品の一部が面取り加工されていますが、鳴きを防ぐ
 ための加工だそうです 社外パッドとの違いでもありますね
 ダスト除け用の溝もなくローターとの接触
 面積も少ないので効きの面では弱点といえるでしょう 

 パッドを分解するとこのようなプレートが現れます
 シムというそうで、これも鳴き防止に役立っているそうです

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 ここでパッドの裏側にグリスを塗ります これも鳴き防止の
 緩衝材になるそうです 黄色矢印のパーツは
 パッドウェアインジケーターといい、パッドが減ってきた時に
 ローターと接触してキーキー音を鳴らして警告するモノです

 グリスを塗ったところにシムをのせます
 これでパッドの準備は完了です

 今回使ったグリス
 ThreeBondのシリコングリースです
 SAMさんの愛用品だそうです

作業1

作業2

作業3