調整はいつものジェームス港北ニュータウン店にて行いました
　それでは調整の模様をお伝えします
　※港北ニュータウン店は2004/9/12に閉店となりました※

　さて測定開始！と思いきやなにやら空気圧がおかしい？
　右後ろタイヤのエア圧が１キロしかない！？
　新品タイヤでいきなりパンクか！？と思ったら…
　エアバルブのゴムが経年劣化で裂けていました！
　ここからエアが漏れていたんですね（矢印部分）

　皆さんのお車もエア抜けが顕著だなぁと感じたら
　ここも調べてくださいませ♪
　ということで４輪共に交換となりました
　￥1500/１本、工賃込み

　バルブを交換したらバランスも取り直しましょう
　機械でバランスウエイトの位置を決めます
　いやぁ、意外な修理ポイントが出てしまいましたが
　これで安心して走れますね（窒素は入れてません）

　タイヤがゆるゆると回転しながら測定が始まります
　（事前にタイヤ径を定規で計っていました）

　前輪は方向を変えながら計ります
　見ていると結構面白いですよ♪
　（もちろん許可を得て作業ピットに入っています）

　２０分ほどで計測が終了！トーが狂っている事が判明！
　矢印部分のジョイントを、編心調整して数値を標準値に
　合わせるそうです

　測定に２０分、修正＆試乗で４５分
　ゴムバルブ修理にかかった時間を含めても１時間４５分で終了しました！
　早いですね！

　結果は左リアの「トー」が１mm近く外側を向き（トーアウト）
　右リアは0.9mmほど内向き（トーイン）になっていたことが判明
　右フロントのキングピン角度も基準値をやや超えていました
　この状態だと後輪が左前方へ押し出すような力を出すため、車は重心を中心に
　右に曲げられるように動くそうです　今思えば確かにアクセルオンで右へ
　オフで左へという怪しい動きをしていましたね（汗）
　５０km/h以上で顕著となり、高速運転で車線をまたぐようにふらつく動きを
　知らず知らずのうちに修正しながら、当たりまえのように運転していたようです

イラストby源太郎　交通タイムス社「お役立ちメンテナンス講座'97〜'98」より

　修正後は素直なステアリング特性になり、直進安定性も向上しました！
　ぜひ一度は調整してみてください♪
　長い間に自分の運転に癖が付いていたことがわかります♪
　ジェームスの測定で、問題点が複数浮き彫りになったのも収穫でした！
　やはり長く乗っている愛車には定期検診は必要かも知れませんね
　ジェームス港北ニュータウンの皆様、お世話になりました