狭くて暗い車内や隣の車が近すぎて被写体が入りきらない時
どうやって撮影したら良いんだろう?
室内撮影は暗くて狭い:汗

 愛車の運転席を撮影したり、仲間の愛車の内装がかっこよくて
 撮影させてもらおうと願い出たはいいけれど、どうにもいい
 感じに撮れない:涙ということありませんか?あららブレブレ
 こんな失敗写真を撮るとHPで公開するにも友達同士で写真を
 交換し合うにも気が引けてしまいますよね:涙


990 フルオートモード&ストロボ発光禁止 手持ち撮影
撮影車:rusty号

 うまく撮れない原因はほとんどの場合「手ぶれ」です
 暗い場所での撮影ではカメラを保持すること、レンズの明るさ
 が大きく関係してきます どなたでもカメラのマニュアルを
 きちんと読んでちょっとした工夫をすればそれなりにお気に入り
 の一枚を撮ることがことができますのでご安心を♪


990 フルオートモード&ストロボ発光禁止 三脚撮影
撮影車:rusty号

 室内撮影の手始めに運転席のハンドル周りを撮影してみましょう
 運転席に座ってしまうとハンドルが近すぎますので、後席から
 ヘッドレストにカメラを押しつけて撮影しましょう♪
 今までのことをふまえて
夜景ポートレートモードで撮影です
 ううむ、これはこれで悪くはないんですが、ストロボの光が
 強すぎるのかメーター照明などの光り物がストロボの明るさに
 負け気味で今一歩引き立っていません:汗 
撮影車:源太郎号

 ストロボ発光禁止に設定し直して撮影です カメラによっては
 直接
発光禁止にできるもの、モードダイアルをシーンに設定し
 て
夜景モード(ストロボ発光無し)を選ぶ必要があるタイプも
 ありますので愛用機のマニュアルを良くお読みになってく下さい
 ううむ、これではメーターしかわかりませんね:汗
 しかも微妙にぶれてしまって拡大画像での公開は恥ずかしくて
 できません:涙 
撮影車:源太郎号

 それにちょっとハンドルが近すぎて全体の様子がわかりにくい
 写真になってしまいました もうちょっと広く撮りたいなぁと
 後席中央に座って撮影してみます 
フルオートモードで…

 あらら、メーター照明が見えなくなってしまいました:涙
 手ぶれを防ぐため、天井にカメラを押しつけての撮影です
 
撮影車:源太郎号

 よし、それなら今度は夜景ポートレートモードで撮影です
 ストロボの光が足りませんがそれなりにいい感じになりました!
 メーター照明もまぁまぁ綺麗に写っています♪

 しかしよく見ると照明部分がぶれています:涙
 やはり手持ちではなかなかビシッとはいきにくいようですね
 
撮影車:源太郎号

 シャッタースピードが1/30を下回ったら手持ち撮影ではぶれる
 ことを覚悟しなければいけません!そのままでは残念な写真に
 なってしまいます… そこでここでも
三脚の登場です!
 
三脚の脚はなるべく大きく開いた方が安定します
 狭い車内では大きく広げるのはなかなか困難ですのでこのよう
 に設置してみましょう

 リアシートを利用してぐらつきがないように脚の長さを変えて
 設置しましょう 
撮影車:rusty号

 このとき前席を倒しておいたりヘッドレストがはずせるタイプ
 でしたら外しておきましょう なるべく障害物はない方が撮影
 しやすいですからね♪
 ご自分の車でない場合は必ずオーナーの許可を取りましょう

 三脚の横に腰掛けてアングルを決めますが少々苦しい体勢に
 なります:笑 シャッターを押す時はシートから立ち上がり
 ましょう そうでないとお尻の動きが
三脚に伝わってぶれて
 しまいます:涙(この位置ならヘッドレストは気になりません)
 それから
もっと運転席を端から端までめいっぱい撮影したい!
 ワイドアングルにレンズを動かしても入りきらない!これ以上
 後ろにも行けない!ということがありますよね これはカメラ
 のレンズのサイズによって決まってしまいます こうなったら
 別売りの
ワイコンを取り付けて撮影してみましょう
 
撮影車:rusty号

 そこでメーカーオプションにあるワイドコンバージョンレンズ
 
を使います ワイコンの種類にもよりますが装着すれば
 
24〜28mm前後の画角を得られるようになります WC-E24
 これが
ワイコンです♪ ねじ込み式(金属の削りカスが出ます)

 私のcoolpixの場合3100には残念ながら装着可能オプションが
 ありませんので
990オプションワイコンを使います
 
990の場合は24mm画角となり、広い範囲を撮影可能にします
 カメラ選びの際このようなオプションが選べる機種を選択肢に
 入れておけばこういう状況の時便利ですよ♪
 さて、こちらが
ワイコンを付けた状態の990です

 いかがでしょう ワイコンを付けて撮影してみました♪
 あれ?なんだか暗い写真になってしまいましたね…なんでだ? 
 実は
ワイコン装着は良いことばかりではないのです:涙
 まず外付けレンズということで暗くなる傾向があり、カメラが
 手ぶれを防ぐためシャッターを早く、ストロボの光量を小さく
 絞りを開く傾向になります これは
マニュアルモード撮影
 解決できるのですが、シャッターを遅くする必要があるので
 手持ち撮影では手ぶれの可能性が増え、夜間撮影では自由度が
 減ってしまうのです 
990フルオートモード&ストロボの
 
スローシンクロモード夜景ポートレートモード)の場合この
 ようにストロボを発光させたのに暗く写ってしまいます:汗
 
撮影車:rusty号

 こちらはワイコンを付けずに同じモードで撮影した写真です
 明るさは十分ありますがメーターの光等が写りにくくなります
 
フルオートモードは明るく撮影するのは得意ですが暗い車内で
 の
ワイコンの有る無しで明るさにこれだけの差が生じてしまい
 
撮影モードを変えないとなかなか思い通りに撮影できません
 ちなみにカメラの
ワイコンモードはストロボ発光禁止になりま
 す
※1のでストロボが必要な場合はモードを解除しましょう
 
微妙な照明を撮影したいなら、ストロボ発光量を下げましょう
 
基本的にワイコンを付けた場合はマニュアルモードでシャッター
 スピード&絞りストロボ発光量を調整する必要があるという
 ことを覚えておいてくださいね♪
 
撮影車:rusty号 ※1カメラによって異なります

それではワイコンレンズ撮影の実践に行ってみましょう♪

初めはオートで♪

夜景モードにしよう

室内撮影は暗くて狭い:汗

ワイコンレンズを使おう

◆応用編◆

三脚の使い方

ホワイトバランス

外部ストロボを使おう

990で実際に車を撮影してみよう

3100で運転席をいろいろ撮影しよう

3100でホワイトバランスを変える

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