それでは夜景モードで撮影です
モードダイヤルをこの位置に回しましょう
SCENE(シーン)を選びます
次にメニューボタンを押して「夜景」というモードを選んで
ください モニターには以下の画面が表示されます
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このモードはストロボが光らず、夜景ポートレートよりも早い
シャッター速度になりますので手ぶれという点では多少緩和
されるようです
それではカメラをしっかり保持してシャッターボタンを押します
いかがでしょう?先ほどの夜景ポートレートモードよりブレが
緩和されていると思います ストロボが光らない設定のため
車の明るさは弱いですが、手ぶれの少ない写真になりました
車の色が黄色っぽいのは街灯の色のせいです
(色かぶりとも言います)
この色合いを変えるにはホワイトバランスという設定を変更して
調整しますが別ページにて説明いたします♪
説明はこちら「ホワイトバランスについて」をご覧くださいませ
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黒い車で試してみます 3100のフルオートモードで撮影です
顔ははっきりしてますが見事に真っ黒けの残念写真ですね
夜間手持ちではフルオートモード撮影は厳しいです…
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続いて夜景ポートレートモード うっ!シャッター長っ!3秒
くらいか?顔はストロボが当たって明るくなっていますが
全体は見事にブレブレになりました 背景は明るくなってます
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これはシーンの夜景モードです ストロボは光りません
やはり白い車に比べてブレが大きいですね
手持ちでの撮影には向かない条件だとわかりました
それではどうしたらよいか?
うむ!手ぶれを防ぐにはやっぱりあれです!
三脚を使ってみましょう!
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三脚はたたむとこんな形のものです お値段はピンキリです
¥2980〜数万円とありますが、私たちが使うには持ち運びが
楽なものでできるだけ高い位置に設置できるものがおすすめ
これはVERBONのCX-444(製産終了)という4段式三脚
三つの伸縮部分があり、高さを自由に調整できるので便利です
カメラの取り付け方法はこちら三脚の使い方のページをご覧
ください♪
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それでは実際に3100を三脚に取り付けて撮影してみましょう!
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左は脚を縮めた状態 これは脚を全て伸ばした状態です
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こちらが三脚使用の写真です
モードは夜景ポートレートモード
いかがでしょう?ぶれずにストロボの光が車後部まで届いて
くっきりと車の形がわかる写真になりました♪
背景も明るく写り、現場の様子がわかるようになっています
三脚の重要性がよくわかるカットになったと思います
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三脚未使用VS三脚使用の差を拡大比較して見てみましょう
はっきり違いますね(汗)夜間撮影は三脚必携だと言うことが
わかりました!
また、暗い場所で黒っぽい車を被写体にした場合、ごく希に
ピント合わせができないことがあります
これはカメラのピント合わせ機構の違いで出る症状です
暗い場所で撮影する場合カメラ自身が補助光を出し
オートフォーカスセンサーの補助をする機能があるカメラが
あるのですが、この3100や990はその機能がありません
そういったカメラを使う場合は自分で補助光を出せばいいの
です 懐中電灯などで被写体を照らしてやればオーケー♪
ファインダーの中心あたり、車のバンパー、ヘッドライトなど
一番手前にある被写体の部分に照射します
そうすればカメラがそこにピントを合わせてくれます
ストロボが光れば補助光が被写体に写ることはほとんど
ありません |
マニュアルフォーカスモードがあるカメラでしたら
(990のように完全手動になるタイプ)カメラと被写体の距離を
測って(おおよそでかまいません)その値を設定しましょう
この場合、ダイヤルで距離を設定可能なため
黄色い囲み部分にピントの合う距離が表示されます ここに見た
目の距離数値を入れて撮影しましょう♪ 2cm〜10m・無限遠
まで設定可能です このモニターでは3mに設定されています
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車の外側の撮影方法の基本はこの辺にして
室内の撮影と、ちょっとした応用をお話ししてみようと思います
続いて室内撮影は暗くて狭い:汗です |