キャブレターからガソリン漏れ
モト来夢さんから車検終了で受け取った帰り、いつもよりガソリン臭い事に気付き帰り道の途中にある新しいバイクショップの扉を
叩きました そこが
Auto Garage MICH(オートガレージ・ミック)さんでした
「すみませんがガソリン臭いので診て頂けますか?」
とお願いすると快く引き受けてくださいました すると左アンダーカウルにスターターカバー付近から滴ったと見られる茶色い滲みが
ありました オイルでしょうか?と尋ねると
「ガソリンの匂いですね どこから漏れてるか調べてみますね」とピットへ運び入れました
調べてみるとキャブレターガスケット付近から漏れていそうだとわかり、ホンダへ部品を発注してパーツ納品後修理入庫となりました
※以下の写真はミックさんで小野口さんが撮影してくださった画像です


キャブレターガスケット付近から滲んでいるガソリンです


こんな具合にキャブ本体にべっとりと付着していました


バラして全て清掃


黒く細いゴム部品がガスケット これを交換です


ジェット類も清掃しスッキリさせます


奇麗になったカバーにガスケットを付けて

00

細かい部分の詰まりも奇麗にします
他にも老朽部品(ゴム系)があったのですが既に廃盤!
キャブ同志を繋ぐパイプのOリングガスケットや以下の写真
キャブレターインシュレーターAが出ない!
同品Bは在庫100個ほどあるそうなんですかAの在庫無し!
ホンダドリーム横浜都筑の店員さんによれば他の車種と共用
しているかも知れないとのこと ミックさんでも調査して
下さるとのこと 品番:
16213-KY2-010(部品B)
16212-KY2-010(部品Aこちらが欠品) 以下の写真がB
下右側がA部品です

000


ミックの代表小野口さんからホンダに対しとても嬉しい連絡を
入れてくださいました 古い車種オーナーの"乗り続けたい"と
いう願いを聞き入れて、コストがかかっても廃盤部品を作って
欲しいという意見を熱く熱く!伝えてくださったそうです!
そもそも外国車ではかなり古い車種でも当たり前のように部品
が供給されているのに対し国産では同様なサービスが無く
長く乗り続けられないことが国産離れの原因の一つとしてある
と大手メーカーの調査でも判明しているそうです 事実大手
メーカーでも¥150の部品が¥300になっても欲しいという
なら少量でも作ろうではないかという流れに変わりつつある
ようなんです! 今後も私たちのように20年以上経過した
旧車オーナーの意見をどんどん吸い上げていただいて部品供給
を可能な限り継続して頂ければとと強く願う次第です!
000
 これは欠品の部品A 金属部品は何とかなることが多いですが
 ゴム系はほとんど諦め状態o(T^T)o たったこれだけの部品が
 無いだけで一台廃棄するなんてエコにも反すると思います
 ●今回の修理にかかった代金
 ガスケット交換16010-MN4-305(CBR250R兼用)・・・・・¥1220
 交換工賃・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・¥12000
 キャブレター洗浄点検・・・・・・・・・・・・・・・・・・・¥8000
 クリーナーその他油脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・¥3600
 スパークプラグCR8EH-9(¥750x4本)・・・・・・・・・・・¥3000
 プラグ交換工賃・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・¥3600


 部品明細計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・¥15820
 工賃計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・¥15600
 課税明細計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・¥31420
 消費税・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・¥2514
 合計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
¥33934 
ご覧いただいたらウインドウを閉じてくださいませ